■概要

nyorai
 富山県南砺市 金城寺・別名なでぼとけ寺は、弘法大師空海を宗祖とし、高野山 金剛峯寺を総本山とする高野山真言宗のお寺です。 ご本尊は、金剛界大日如来です。 一向一揆の百姓たちがつくったという珍しいルーツをもつ井波城内堀の址に建立(こんりゅう)されました。

■真言宗について

 真言宗は、仏教の心髄の教えを説く密教の宗派で、弘法大師によって日本に伝えられました。 根本の御仏(みほとけ)は、 宇宙の本体である(ほっ)身仏(しんぶつ)『大日如来』です。

■当寺の本尊 大日如来について

 大日如来とは真言密教の教主(きょうしゅ)(密教における根本となる本尊)であり、 そして一切の諸佛の本地です(つまりあらゆる神仏の(もと)となるという意味)。 密教の宇宙観をあらわす代表的な2つの曼陀羅(まんだら)(胎蔵・金剛界)のうち、 『金剛(こんごう)(ちょう)(きょう)』 というお経に基づいて描かれた金剛界曼荼羅の主尊(しゅそん)(メインキャラクターみたいなかんじ)こそが、 当寺の本尊・金剛界大日如来です。

■真言宗の開祖 弘法大師空海について

 弘法大師は、お名前が「空海」で、(かん)頂名(じょうみょう)を「遍照金剛」とお呼びします。 宝亀5(774)年6月15日に、現在の香川県善通寺市で御誕生になり、 承和2(835)年3月21日に、和歌山県の高野山で御入定(ごにゅうじょう)なされました。 弘法大師は真言密教の開祖であり、天空の聖地・高野山を開いた人物です。

■当寺の象徴 なでぼとけさまについて

なでぼとけさま
 正式には、賓頭盧(びんずる)尊者(そんじゃ)といいます。 お釈迦さまの弟子のひとりで非常に強い神通力を持っておられました。 土地の古老は通りすがりに自身の脚や腰をなでて痛みを和らげていたので、なでぼとけとよばれるようになりました。 心身健全、病気平癒、無病息災、所願成就などの御利益があるとされています。